繋がり

過去と現在と未来が交差する点はあるんだなって感ぜずにはいられなかった。しかもそこには無数の線が通過する。もちろん、理論上いつだって今という瞬間はその交わる点だけれど、そういう時間軸的なことではなく、もっと感覚的であり構造的なこと。人生無駄はない、全てが糧となるとは言うけれど、えっ!?こんなことに繋がるの?!という驚く瞬間に遭遇すると相当に楽しい。精神面、タフさや味わい深さ、豊かさとかだけでなく、えっこんな技術ってこんなことろで使えるんだ、なるほど〜という出会いが広い視野を与えてくれる。

今回は欧州出張はいつもとは違った。この体験が後の人生を変える体験へ、価値観や思考となっていくことは分かる。どうなるのかは分からないけれど、それぐらいおそろしく冷静で刺激だった。

ドイツの道を歩きまわっている時に、ふと、あれ案外、昔考えていたこと叶ってんじゃないの?と。すっかり忘れていたことを思い出した。当時、体感として明確に感じていたことなど色々あったが、その点と点をどうやったら繋げられるのか、考えても分からなかったし、何を手がかりにしていいのかも分からなかったが、でも何となくその先をイメージせずにはいられなかった。そして今、1つ1つ記憶を辿ると、案外というか、こんなことしたいな〜って漠然と思っていたことは、あれ、あれ、あれ、と全て残らず全部今の現実にある。夢が叶っているという表現ではなく、点と点は振り返れば繋がれていて、形にしていける土台に立てているのかもしれない、という感覚。

そしてまた、全く異なる点で、今ふと思いつき開きだしたイメージは、またいつか気付けばあれっ?!とたぶん繋がっていくのかも。

けっこう運がいいというか、本当に周りに恵まれているお陰で、今までも、たまたまのタイミングで出会い、色々なことをやってきて、面白いなって思ってきたけれど、思っていたより、断然、面白いのかもしれない。

 

 

 

breakpoint

イタリアで開かれた2年に1度の「食の祭典」の日本代表団の仕事を職人さんと終わらせ、一気にパリへ。

ヨーロッパにいくなら、ぜひ見たい・聞きたいことがあってだめもとでお願いしてみたことがあった。すると、どんどん大きなことになり、トントン決まっていった。有り難い。よく聞けばすごい社長方や担当直々が時間を作ってくれたり、調整をしてくれたり、思っていたより大きなことになり、よく考えるととても幸運。でも、えっ、大丈夫だろうかと吐き気がでるほど緊張していった。日本でやってきたことが果たして通じるのか?

この仕事はその内容に精通していなく染まってないからこそ出来ることがある。だから専門業界などないわけだが、それに加え文化も状況も、価値観やそして言語も違う中で、できるのか?老舗や職人系が多いわけだが、その歴史とともに時代の歴史をマトリクス的に理解したうえで、螺旋や球体を描けきながら思考を広げられるのか。そもそも私は何の仕事をやってきたのか。。。 挙げ句の果てに、今準備出来ることは何かを考えても、英単語帳?とズレたことしか思いつかず。

img_9598本当に最初緊張した。でもすぐに忘れていた。なぜなら知りたいから。楽しかった。それと同時に、素材として、この仕事のポテンシャルを感じた。今まで気付かなかった。でもかなりかなり面白いんじゃないか。

でもまだ分からない。ここフランスはある程度バックグラウンドや体験に基づく理解があったからこそなのかもしれない。一周回って、また新たなスタート。来週からはドイツや他ヨーロッパ。結構緊張するが、どこまで出来るのか。私のベースは、根源や本質を知りたい欲求なんだとつくづく。img_9693